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73nagaikazunagaikazu   63  Re:Re:Re:兵事主任という言葉ですが

「少し調べ」たら、たまたまこういうのが見つかったので、メモがわりに紹介させていただきます。

 「NHKの「集団自決報道に疑義」という見出しの平成20年3月20日付『世界日報』(どういうメディアかは、皆さんご存知だと思います)の記事です。

http://www.worldtimes.co.jp/special2/oki_nhk/080320.html

リードに

NHK那覇放送局がこのほど「NHKの取材で一人の日本軍元軍曹が自ら住民に手榴弾(しゅりゅうだん)を渡していたという手記を残していたことが明らかになった」として、この手記の内容を放送した。しかし、旧日本軍関係者からは「手記の内容は、当時の軍規則から完全に逸脱した行為であり、あり得ない。全くの捏造(ねつぞう)だ」と批判の声が上がっている。(編集委員・鴨野 守、写真も)

とあるように、lovelovedogさんも「旧日本軍に兵器軍曹なんかいたのか」と疑問を呈されたことのある手榴弾配布の話に関するものです。読めばわかるように、手榴弾を配布したというNHKの発掘した新史料はまったくの捏造だと、NHK那覇放送局を非難している記事です。

 私が興味深いと思ったのは、この『世界日報』の記事に次のような箇所が含まれている点です。

 また、手榴弾は基地隊が管理するが、配布権限は基地隊長にも、ない。権限は隊長にあり、渡嘉敷島の場合、赤松嘉次氏(故人)だ。だが、隊長の副官、知念朝睦氏も第三中隊長だった皆本義博・元陸将補もこうした事実を否定。皆本氏は手榴弾の配布ルートについて「軍から村の兵事係を通じて防衛隊に渡すもので、軍人が住民に直接手渡すということはありえない」と指摘。万が一、元軍曹が実際に手榴弾を配布したとしても、それは林教授が指摘する「部隊の組織的な行為」ではなく、個人の独断行為であった可能性の方が高い、と見る方が妥当だ。

 『世界日報』が赤松隊の第三中隊長であった皆本義博氏(こんどの訴訟で原告側証人として出廷し、赤松隊長が自決命令を出したことはないと証言した方です)の言葉を正確に伝えていると考えてよいのであれば、(手榴弾の配布は)「軍から村の兵事係を通じて防衛隊に渡すもので、軍人が住民に直接手渡すということはありえない」と、当時の中隊長が明確に、兵事係は軍と防衛隊・住民とをつなぐ重要な役割を担っていたことを証言していることになります。

 少なくとも、当時の軍側が、兵事係をそのようなもの(軍と防衛隊・住民とをつなぐ存在)として認識していたことを、この発言は明らかにしたとみてよいでしょう。

 

 さらに言えば、皆本氏のこの発言は、はからずも、富山真順氏の「兵器軍曹による手榴弾の配布」証言がありえない話ではないと思わせるものともなっています。

 このように、兵事係(兵事主任は言うまでもなく、村役場の兵事係の責任者です)が、米軍上陸前夜の沖縄において重要な役割をはたしていたことが、旧軍側の当事者、それもこんどの裁判の原告側証人の言葉によっても裏付けられるわけです。

返信2008/04/01 14:48:22
  • 73Re:Re:Re:兵事主任という言葉ですが nagaikazunagaikazu 2008/04/01 14:48:22
    「少し調べ」たら、たまたまこういうのが見つかったので、メモがわりに紹介させていただきます。  「NHKの「集団自決」報道に疑義」という見出しの平成20年3月20日付『世界日報』(どういうメディア ...